手軽に始める水耕栽培:100円ショップアイテムで作るおしゃれなホームガーデン
今回は、100円ショップで手に入る便利なアイテムを活用して、自宅で簡単に始められる水耕栽培についてご紹介します。この方法を取り入れれば、日々の生活に彩りと活気を添えることができます。
【自宅バルコニーで楽しむ水耕栽培キット】
「自宅のバルコニーで気軽にガーデニングを楽しむ」という思いから、100円ショップで簡単に手に入るアイテムを使った水耕栽培を始めました。土を使用せず、掃除も簡単な素材を選ぶことで、手間を減らしつつ栽培を楽しんでいます。
私が試している水耕栽培方法には、伝統的なものと私独自のアイデアを取り入れたものの2種類がありますが、どちらも大きな違いはありません。ただ、私のアイデアを取り入れた方法では、必要とするアイテムがより少なく、さらに簡単に始められるのが魅力です。
【標準的な水耕栽培キットに必要なアイテム】
- プラスティック製の苗トレー
- 栽培用スポンジ
- 種を取り扱うためのピンセット
- トイレットペーパー
- 栽培容器用の水切りトレー
- 水切りネット
- ヤシ繊維を使用した栽培土
- 透明なプラスティックカップ
【私独自の水耕栽培キットに必要なアイテム】
- 栽培容器用の水切りトレー
- ヤシ繊維を使用した栽培土
- 水切りネット
アイテムを比較してみると、必要なものの違いが一目瞭然です。
これから、これらのアイテムを使った水耕栽培の方法について、順を追って詳しく説明していきます。
【苗に最適なトレイ】
- 使い方: 水耕栽培で苗に使用します。水を含ませたスポンジを置いて、その上に種をまきます。
- 選び方のポイント: 底が平らで、水を入れても安定して運べる丈夫な作りのものが良いです。スポンジを置くのに適した深さで、50mm前後が理想的です。
私が選んだのは、100円ショップで見つけた浅めのトレイ。320×240×55mmのサイズで、10枚のスポンジを使って80個の種をまくことができました。価格は100円(税抜)。新しいタイプの水耕栽培ではこのトレイは必要ありません。
【苗を支えるスポンジ】
- 使い方: 土の代わりに、苗を支えるために使用します。
- 選び方のポイント: 扱いやすい柔らかいスポンジのものが適しています。硬い部分や研磨剤が含まれているものは避けましょう。
私は100円ショップの通常のキッチンスポンジを使用しました。不要な硬い部分は取り除いて使いました。サイズは100×55×28mmで、10個入りが100円(税抜)。デザインは白がおしゃれでおすすめです。新しいタイプの水耕栽培ではこのスポンジは必要ありません。
【種まき用ピンセット】
- 使い方: 種を一粒ずつまくために使用します。湿気で種が指に付着しやすいため、ピンセットを使うと便利です。
- 選び方のポイント: 一般的なピンセットで十分です。竹串や爪楊枝でも代用できます。
家にあった普通の毛抜きをピンセット代わりに使ってみたら、とても便利でした。新しいタイプの水耕栽培ではこのピンセットは必要ありません。
【種の保湿にトイレットペーパー】
- 使い方: 種を覆って保湿するために使用します。土の代わりになります。
- 選び方のポイント: 水に溶けるタイプを選びます。通常のティッシュより、水に溶けやすいトイレットペーパーが適しています。ダブルのものはシングルに分けて使えます。
自宅にあったダブルのトイレットペーパーを使いましたが、シングルのものがあればさらに良いです。新しいタイプの水耕栽培ではこのトイレットペーパーは必要ありません。
【栽培容器に水切りカゴ】
- 使い方: 栽培容器として使用します。
- 選び方のポイント: 食器を乾かすための普通の水切りカゴが使えます。カゴと受け皿がセットになっている、底が平らで深すぎないものが理想的です。
100円ショップで普通の水切りカゴを購入しました。カゴとトレーは別売りで、各100円(税抜)。サイズは255×345×85mmで、苗のカップを置いたりするのにちょうど良い深さです。
【水切りネット タイプA&B】
- 使い方: 水切りカゴの中に入れ、魔法の土やバーミキュライトが流れ出ないようにするために使用します。
- 選び方のポイント: カゴに合ったサイズで、目の細かいものを選びます。燃えるゴミとして処分できるものが理想的です。
タイプAとタイプB、両方を試しましたが、タイプAは目が細かく土が流れ出にくい一方、乾燥時に染みがでることがあります。タイプBは染みがつかない代わりに少し土が流れ出ることがあります。どちらも100円ショップで購入し、好みに合わせて使い分けると良いでしょう。
自宅で簡単にできる水耕栽培に最適な、コストパフォーマンスに優れた100円ショップの商品を紹介します。これらのアイテムを活用すれば、あなたもすぐに水耕栽培を楽しめるようになります。
【ヤシ繊維を利用した栽培土】
- 活用法: 土の代わりに使用し、植物の根に適切な通気性と保水性を提供します。また、苗の安定を支える役割も果たします。
- おすすめポイント: 100%天然のヤシ繊維製で、使用後は環境に優しく燃えるゴミとして処分可能です。軽量で持ち運びに便利な上、100円ショップで入手可能です。
水耕栽培では通常は衛生的なバーミキュライトを使用しますが、都心部での廃棄には困難が伴うことも。そんな時に燃えるゴミとして処分できるヤシ繊維はとても便利です。私が見つけた100円ショップの商品は、約8リットルの土ができるブロックタイプで、価格は100円(税別)。使用する量を調整するため、水を加える前に必要量を確認しましょう。最近は100円ショップで見かけなくなった場合もあるので、見つからない時はオンラインでの購入がおすすめです。
【透明なプラスティックカップ】
- 活用法: 水耕栽培における苗の設置と保護に。強風や外部の影響から苗を守ります。
- おすすめポイント: 紙コップサイズで、底が薄くて加工しやすいものが理想的です。ビールなどの大きなカップは素材が硬く、加工が難しいため不適切です。
100円ショップで手に入れた透明カップは、底の厚さも丁度良く、簡単に加工できました。215ミリリットル入り、18個パックで100円(税別)。底が厚くて硬いカップや、カッターで加工しにくいものは避けましょう。新しい水耕栽培の方法では、このカップは必要ありません。
【結論】
水耕栽培を始めるために高額な専用キットや特別な装置は必要ありません。100円ショップで手軽に入手できるアイテムだけで、誰でも簡単に水耕栽培を始められます。日当たりの良い場所があれば、野菜作りはさらに楽しくなるでしょう。また、野菜の味を左右する種選びにもこだわって、質の良いものを選んでください。水耕栽培に興味がある方は、この機会にぜひ挑戦してみてはいか